小山動物病院|横浜市泉区の犬・猫 動物病院

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お知らせ

犬・猫の夏バテ・熱中症

2017.08.01

<夏バテ・熱中症>

夏も本番になってきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

ワンちゃん、ネコちゃんたちは大丈夫ですか?

昔に比べると、今は室内飼いも増え、夏バテ・熱中症は減ってきましたが

被毛があり、汗腺の数が少ない犬や猫にとって高温多湿の日本の夏は厳しい季節です。

◎症状

・食欲の低下

・元気がない・ぐったりしている

・体重の減少

※呼吸が荒くなったり、ぐったりしていたら熱中症の可能性がありますので、

水をかけてすぐに病院へ連れてきてください。

特に気を付けたい犬や猫は、シニアの子、短頭種の子(シーズー・パグ・フレンチブルドッグなど)、

呼吸器や心疾患の持病を持つ子、肥満の子などです。

◎予防

環境温度を低くしてあげること。

室内飼育はの場合は、エアコンを利用して温度調節をこまめにしたり、クールジェルマットなどを使ってみると良いでしょう。

室外飼育の場合は、よしずなどで日陰を作ってあげたり、風通しの良いところにおいてあげましょう。

真夏は、夕方や夜でも暑さが残っている場合があるので、散歩の時間も朝がベストです。

体温調節のために、冷たい水がいつでも飲めるように工夫するのも重要です。

◎食欲増進するための工夫

水分の多いパウチや缶詰を使うことで、効率よく水分補給ができます。

冷たいフードは、温めたり、ぬるま湯をかけてにおいを出したりするのも良いでしょう。

食べないからと、あれこれフードを変更したり、味の濃いものをトッピングするのは、おすすめできません。

※院内にも、いくつか試供品がありますので、困ったときはご相談ください♪(^^♪

ノミ・ダニの予防

2017.07.25

気温が13℃以上になると、ノミは活発化して、繁殖と寄生を繰り返します。

(室内はノミにとって、一年中居心地のよい場所となります)

一度室内にノミが入ると、ノミのライフサイクルを断ち切るのが大変です。月1回の定期的な予防が大切です。

◆スポットタイプ(滴下タイプ:写真左側)

お薬を首筋に垂らすだけの簡単投与。24時間以内に成分が全身に行き渡ります。

お薬を飲んでくれないワンちゃん、ネコちゃんにオススメです。

◆ソフトチュアブルタイプ(犬のみ:写真右側)

犬の嗜好性を追求したおいしいお薬なので、ワンちゃんが喜んで食べてくれます。

投与後すぐに触れ合うことができたり、シャンプーの影響を受けないのが特徴です。

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<<ノミが人にもたらす病気>>

●ノミ刺咬症・・・ノミに刺されることで起こる皮膚炎。

●猫ひっかき病・・・感染した猫にひっかかれたり、咬まれたりするとリンパ節が張れて発熱や頭痛を

起こすことがあります。

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<<ダニが人にもたらす病気>>

●SFTS・・・マダニが媒介するウイルスが引き起こす感染症といわれています。

今のところ、関東以西の地域での報告が多いですが、東日本にも分布する為、注意が必要です。

<<ノミが犬や猫にもたらす病気>>

●ノミアレルギー性皮膚炎・・・犬や猫がノミに刺されると、激しいかゆみにより、掻きこわしたり、咬みこわし

たりして、皮膚に湿疹や脱毛を起こします。

●瓜実条虫(サナダムシ)・・・条虫の卵を宿したノミを、犬や猫が食べてしまうことで寄生します。

<<ダニが犬にもたらす病気>>
●犬バベシア症・・・マダニによって媒介されるバベシア原虫が赤血球内に寄生することによって起こる
溶血性貧血です。

犬・猫の口腔ケア

2017.07.19

歯周病予防のために定期的な口腔ケアが必要です。

1.口を触れるワンちゃん・ネコちゃん

①歯ブラシを使って、歯のよごれや歯垢を取り除きます。

一番効率的な予防法です。

(歯ブラシ・デンタルジェル)

②特殊マイクロファイバーのシートを使って、歯の汚れや歯垢を取り除きます。

(デンタルシート)

2.口を触らせないワンちゃん・ネコちゃん

デンタルガムを噛むことで、機械的に歯を磨くことができます。

(オーラベット、ベジタルチュウ)

3.口臭がきになるワンちゃん・ネコちゃん

成分が、天然の海藻でできている粉末タイプのデンタルケア用品です。

食事に混ぜるだけの簡単給与で、歯垢の形成を防ぎ、口臭や歯周病の予防ができます。

(プロデン デンタルケア)

8月の診療日のお知らせ

2017.07.18

8月も、通常通り木曜日と日曜日が休診日となります。

尚、祝日の8月11日(金)は、午前中のみの診察となりますので、ご注意ください。

※夏休み・お盆休みは特にありません。

お預かり(HOTEL)ご検討中の方は、犬舎の数にも限りがございますので、

ご予定が決まり次第、お早めにご連絡ください。

動物病院専用CIAOちゅ~る入荷しました(=^・^=)

2017.07.12

動物病院専用のCIAOちゅ~る、エネルギーちゅ~るがでました。

市販のチャオちゅ~るよりもエネルギーが2倍になります。

夏バテ気味のネコちゃん、シニアのネコちゃん、投薬が苦手なネコちゃんにオススメです。

受付にご用意してありますので、1本からお試しできます♪

6年ぶりの更新復活!!

2017.07.12

皆さま、大変ご無沙汰しております。

この度、ホームページの更新を再開しました。

今後はなるべくこまめに、更新していこうと思いますので、

よろしくお願いします。

休診日の変更について

2011.04.28

新緑の候 皆様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
日頃は、何かとご愛顧を賜り誠にありがとうございます。
この度は、当院のスタッフの転職や東日本大震災・節電等の諸事情により、休診日の変更を行うことになりました。
皆様には、ご迷惑をお掛けして誠に申し訳ございませんがお知らせ致します。

平日・土曜日     9:00~19:00

祝祭日                    9:00~12:00

休診日                木曜日  日曜日

尚、トリミング、預かりは暫くの間休業させて頂きます。

オウム病(人畜共通感染症)

2009.08.05

オウム病(人畜共通感染症)

 概要

    我国のヒトのオウム病は、1999年~2007年までの8年間で277例の診断、報告があり性別では女性がやや多く、年齢群別では、50代をピークに幅広い年齢層にみられます、時期的には春から夏にかけて多く、それは鳥の繁殖期であるこの時期に産卵、子育てにストレスがかかるため保菌している鳥が菌を排泄するためと考えられています。オウム病は、ほとんどが散発例で、家庭内、食肉加工場、動物公園、鳥展示施設などで発生しています。統計上、国内で小鳥を飼育している家庭は推定300万世帯あって、飼育鳥は国内生産と輸入をあわせて毎年20万羽が市場に流通していると言われています。また、東南アジアなどの森林に生息するオウム・インコ類の捕獲時におけるオウム病クラミジアの保菌率は45%であるが、輸送、輸出中に水平感染が拡大することで、販売前の健康にみえる鳥類の1020%が保菌しているとの報告もあります。以上の統計を参考にすると、鳥類の保菌率の高さから考えるとヒトでの発症は今のところ幸運にも少ないです。しかし今後大流行も否定することはできないので、感染源の調査や発生の予防対策が重要で、医師・獣医師・行政などの連携がこれからも必要だと思います。

原因

    病原体は、偏性細胞内寄生性グラム陰性小球菌(クラミドフィラ シッタシ)です。鳥のほとんどは保菌していても外見上健康であって、体力が低下した時や、ヒナを育てる期間などでストレスが加わった時、あるいは他の疾病を併発したような場合に排菌し感染源になります。排菌は主に排泄物や分泌物から行われ、このような不顕性感染鳥が長期間にわたり環境中を汚染することにより健康な鳥類、哺乳類がクラミドフィラ シッタシを吸引、経口、接触などの感染経路により感染します。

 症状

    初感染のヒナ鳥で発症し死亡する場合もありますが、ほとんどは不顕性感染で、保菌鳥となり、輸送、気温の変化、産卵、疾病、栄養不良などのストレス要因により発症する場合が多くみられます。症状はさまざまで、元気消失、食欲減退、削痩、鼻腔からの漿液性から化膿性排液、結膜炎、緑色下痢便、粘血便、羽毛逆立、痙攣などがみられることがあります。インコ類が多く発症し事例の7割を占めています。

   鶏は比較的抵抗性があります。牛が感染すると、妊娠68ヶ月目に流産してその後回復しても不妊症になりやすいと報告があります。ヒトの場合には、インフルエンザ様の症状を呈する肺炎型と肺炎症状が顕著でない敗血症様症状を呈する型があります。

 診断

   1、鳥との接触歴、飼育歴など問診疫学的調査法

   2、病原体の分離、培養、抗原検出、遺伝検出などによる検出法

   3、血清診断法

 治療                                                                                                      

    抗生物質

        テロラサイクリン系が第一選択薬

        マクロライド系、ニューキノロン系が第二選択薬

    補助療法

 予防

    まず、飼育鳥がオウム病に感染しないように給餌、給水、清掃、温度、飼育羽数、など飼育環境を考え鳥にストレスを与えない飼育方法を選択する。しかし、鳥が体力低下したときや、ヒナを育てる期間などストレスが加わったり、あるいは他の疾患と合併したりしてオウム病が疑わしい場合には早く隔離して、検査、治療をする。

   同時に飼い主の健康被害に対しても十分に留意する。飼育鳥との口移しの給餌など濃厚接触を避け、こまめにケージの清掃を行う。清掃の際には乾燥した糞、排泄物による塵埃の吸引予防のためマスクなどを着用する。もし、飼い主に体調不良があり、オウム病が疑わしい場合には医師に飼育鳥が居ることや、鳥との接触があったことを告げてください。

 

エキノコックス症(人畜共通感染症)

2009.07.06

エキノコックス症(人畜共通感染症)

  エキノコックス症は、エキノコックスという寄生虫によって引き起こされる感染症の一つで人畜共通感染症です。この病気は、感染症法で4類感染症に分類されているので、感染した犬を診断した獣医師はただちに最寄りの厚生労働省管轄の保健所に届け出をしなければなりません。4類感染症には、他に鳥類のウエストナイル熱があります。

原因

この寄生虫は4種類あるが、世界的に分布し主に家畜間で伝播する単包条虫と北方圏諸国を中心に分布し野生動物に伝播する多包条虫の2種類が重要視されています。

そのうち、単包条虫の幼虫寄生(単包性エキノコックス症)は我国では、ごく稀で輸入感染症としてみられる程度であるが、多包条虫の幼虫寄生が原因の多包性エキノコックス症は、北日本でキツネの移動にともない増加しています。この疾患は、北海道内のキツネにみられる地方病と思われてきましたが、飼育犬の1%に感染が認められ、2006年には埼玉県内の捕獲犬からも感染が確認され、我国に拡大することが懸念されています。

感染経路

 多包条虫には卵、幼虫、成虫の時期があり、成虫は、感染した終宿主であるキツネや犬等の上部消化管に寄生しています。(この場合には無症状)卵は、感染したキツネや犬等の寄生成虫が産卵をして糞と共に排泄されるので汚染地域自然界に散乱しています。幼虫は、中間宿主である野ネズミ等(小型齧歯類)が散乱している卵を水や食物を介して経口的に摂取することにより、体内に入り成虫にならずに幼虫のまま体内寄生(病害有り)しています。そして、次々と感染野ネズミ等をキツネや犬等が捕食して感染が拡大して行きます。多包条虫にはこのようなライフサイクルがあり、このライフサイクルの間に人が卵を偶発的に経口摂取することにより中間宿主として感染し長期間無症状後発症します。しかし、人から人・犬・ネズミ等には感染は起こりません。

症状

 終宿主であるキツネや犬等ではほとんどが無症状です。人は、単包条虫の幼虫寄生(単包性エキノコックス症)の場合には、肝臓や肺に嚢胞性病巣を形成して、自然破裂を起こしアナフィラキシーショック死する以外は比較的良性の経過をたどります。多包条虫の幼虫寄生(多包性エキノコックス症)の場合には、感染後無症状の期間が515年間続き肝臓に腫瘍様病変を形成し、肝臓周囲の組織や肺・脳などに転移をきたすこともあり、病巣の発育は遅いが悪性の病態を呈すことが多く、有効な薬物療法もなく、無症状期に早く診断をして患部を切除することが唯一の根治的治療法です。

検査

 キツネや犬等の場合には糞の中に卵が出てくるので検便検査をする。

 人の場合には現地の疫学的調査、血清学的検査、X線検査、超音波検査、細胞検査等診断が行われますが確定診断までが大変に困難な病気です。

治療

 キツネや犬の場合には、症状が乏しいので感染をみつけることが難しいが成虫に対する駆虫薬の投与が効果あります。

 人の場合には、早期発見による患部の外科的切除と薬物療法。

予防

 北海道でキツネと生活圏が接近している場合には感染の危険性が高いので、手洗いの励行、屋外での素手による摂食は慎み、民家や家畜小屋へのキツネの侵入を阻止し、周囲に寄せ付けない対策が必要です。汚染地域での沢水や小川の生水は飲まない。野山の果物や山菜など口にする場合には、よく洗うか十分熱を加えてから食べる。(卵は、零下20

 度ぐらいの低温では死滅しません、しかし、熱には弱く100度1分間の加熱で死滅します)。早期発見治療が第一の疾患なので定期的に北海道内の場合には検診を受けることが大切です。飼い犬の場合には、北海道の調査によれば1%の感染率でキツネに比べれば低い値ではあるが、放し飼いの犬が感染野ネズミを捕食した場合には人への感染源になるので、犬等ペットは外で放し飼いはしないこと。何らかの事情によりペットの飼育が続けられなくなった場合はペットを捨てることは絶対に避けてください。捨てられたペットが感染源となり、感染症が蔓延する可能性が高くなります。

 

 

レプトスピラ症(人畜共通感染症)

2009.06.04

レプトスピラ症(人畜共通感染症)

概要

  レプトスピラはスピロヘータ目レプトスピラ科に属するグラム陰性細菌で、病原性レプトスピラは自然界ではげっ歯類など多くの野生動物に保有されており、その他家畜やペットもレプトスピラを保有していることがあります。

  病原性レプトスピラは保有体の腎臓に定着し尿中へと排泄されることから、レプトスピラ保有体の尿、あるいは尿によって汚染された水や土壌が感染源になります。

  人は、レプトスピラを含む尿との直接的接触や尿によって汚染された水や土壌を介して経皮的あるいは経口的に感染します。また、感染初期の発熱期はレプトスピラが血中にも存在することから血液も感染源となります。

原因

  病原性レプトスピラ細菌を、最も一般的には汚染した食餌や水、土壌からの直接的摂取が原因で感染します。潜伏期は4~12日間です。

症状

  大部分の感染犬は無症状のままで経過し、尿中に菌を排泄し感染源となります。

  軽症型から黄疸、出血、腎不全をともなう重症型まで多彩な臨床症状を示します。通常は4~12日の潜伏期の後に38~40℃の発熱、筋肉痛、元気消沈、結膜と口粘膜の充血などから始まり黄疸や腎不全に移行します。発症後数時間から2~3日で死亡する犬もいます。

検査

  1、血液学的検査

  2、生化学的検査

  3、尿検査

  4、菌の分離、培養検査

  5、血清学的検査

治療

  第一選択薬として抗生物質、抗菌剤を2週間長期投与し、その他肝臓、腎臓の支持療法として、脱水、電解質の補正、尿毒症の処置、肝障害の処置を行います。

予防

  レプトスピラ症の感染は、汚染された尿が粘膜や皮膚に付着して侵入するため、排泄物の取り扱い方に注意が必要です。感染動物の汚染源となりうるものについては逆性石鹸、次亜塩素酸ナトリウムなどの消毒剤による消毒を実施するか、マスクや手袋を着用すると予防できます。