小山動物病院|横浜市泉区の犬・猫 動物病院

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お知らせ

猫ひっかき病 (人畜共通感染症)

2008.11.26

猫ひっかき病 (人畜共通感染症)

概要

  猫ひっかき病は人の病気です。一見ふざけた呼び名ですが、英語に直して    

  も(キャット・スクラッチ・デイジーズ)れっきとした世界共通の病名で  

  す。猫にひっかかれたり、かまれた後、赤く腫れたり、発熱やリンパ節が

  腫れる病気です。しかし、動物側にはほとんど不顕性感染で症状は出ませ

  ん。米国では、年間約40,000人の人が感染すると報告されています。わが

  国でも人畜共通感染症の中では一番多いといわれ、推定1~2万人の猫ひ

  っかき病の発生があり、決してまれな疾患ではなく、米国と同じような発

  生率であると言われています。

原因

  近年、原因がバルトネラ・ヘンセレという細菌であることが判明しました

  この細菌は、感染を起こした猫の赤血球と猫ノミから分離され、猫ノミが

  媒介昆虫であることが明らかになりました。

猫の赤血球内にこの細菌が感染をしても、猫の健康状態には変化がありま

せん、しかし、その猫に寄生した猫ノミが吸血するとバルトネラ・ヘンセ

レ菌は、猫ノミの体に入り猫ノミがフンをしたときに一緒に出てきます。

このノミフンは猫の毛に付き、猫が舌でグルーミングをした時や皮膚をか

いてノミをつぶした時に、猫の口や爪に菌が付きます。そして、猫が人を

ひっかいた時や咬んだ時に、菌が人の体の中に侵入し感染するという仕組

みです。

その他にも直接猫ノミに刺されることにより人への感染や犬を飼っていて

その犬に猫ノミが寄生していた場合にも感染した報告があります。

疫学

  国内の猫からのバルトネラ・ヘンセレ菌の分離率は7,2%で、寒冷地(0%)

  より温暖地(20%)に多く、気温の高くなる夏に猫ノミの活動性が高まり保

  菌猫が増加すると考えられています。

  また、3歳齢以下の猫の保菌率が高く、成猫からの感染報告は少ない、理由

  は、成長とともに免疫機構(抗体)が排除するからではないかと考えられて

  います。

  人の感染は15歳以下の症例が4550%を占めており、9歳以下では男子に多

  発する傾向が報告されています。

検査

  罹患猫や犬に臨床症状が出ないので、抗体検査が可能です。

 

 

治療

  感染猫に対して、ドキシサイクリン、リンコマイシン、アモキシリンなど

  の抗生物質を投与することである程度抑制することはできますが、血液中   

  から完全に菌を排除することは出来ません。

飼い主様の対応

  特に拾った子猫にノミが多数寄生している場合や飼育者の家族に15歳以下

  のお子様がいる時には、十分な注意が必要になります。

  感染防御として猫による外傷を避けることであるが、ペットの飼育環境を

  清潔にし、ノミの予防・駆除や猫の爪切りなどが有効です。その他、なる

  べくペットは室内飼育の方が感染やノミの寄生の予防ができます。

  もし、猫からの受傷があり、発熱がある場合には医療機関へ受診して状況

  を医師に説明することが重要です。

トキソプラズマ症 (人畜共通感染症)

2008.11.20

トキソプラズマ症 (人畜共通感染症)

概要

  トキソプラズマ症は、細胞内寄生性の顕微鏡でないと確認できないほど小さな病原性原虫で典型的な人畜共通感染症の一種です。特に妊婦に初感染をすると胎児は先天性トキソプラズマ症になる可能性が高く、また免疫不全患者の人は特別な注意が必要とされています。そのため時々女性の飼い主様やその家族の方などから相談があります。

  この病気は、猫を終宿主として人をはじめ多くの哺乳類と鳥類に経口感染をする病気なので特性を理解して注意をすれば予防できる疾患です。

原因

  この原虫は、発育時期によりオーシスト、タキゾイト、シストとよばれ、これらを経口的に摂取することにより感染します。

症状

  成長した犬や猫が感染しても、免疫機能が正常であればほとんど症状を示さず経過するため、感染したことも分からない場合があります。

1、急性トキソプラズマ症

   子猫にみられ、抗生物質に反応しない持続性の発熱、食欲不振、下痢、運動失調、痙攣、麻痺などの神経症状が現われ重症の場合は死亡する。しかし、このようなケースはきわめてまれであり、ほとんどの例では無症状でオーシストを散乱します。

2、慢性トキソプラズマ症

成犬,成猫が感染しても、免疫機能が正常であればほとんど症   状を示さず経過します。しかし、一部に慢性経過をたどり不明熱、

   下痢、元気消失、抑うつ状態、流産、貧血、虹彩炎、中枢神経症状

   を呈することがあります。

診断・検査

1、        特徴的な症状がないので、症状からの診断は困難です。

2、        下痢をしている子猫の検便をして、オーシストを確認することにより確定診断することができる。

3、        犬や猫の血液を採血して抗体価の測定をする。

4、        腹水、胸水を採取して、直接染色して顕微鏡で確認するか、マウスに接種して中体を確認する。

治療

  サルファ剤、トリメトプリム、ピリメタミンなどを投与する。

  治療、回復後は免疫を獲得するため再発症は起こらないが、原虫は生涯にわたって潜伏し続けるとの報告がある。

トキソプラズマ症の予防

特性を理解する

1、        終宿主の猫科動物だけが便中に未熟なオーシストを排泄する。

2、        猫科動物から排泄されたオーシストは直後には感染力がないが、外界で2~3日後に成熟して感染力をもつようになる。

3、        オーシストの排泄は1歳未満の子猫に多く認められ、期間は初感染後1~3週間ぐらいで免疫力などによりオーシストの増殖排泄は停止する。

4、        オーシストは67℃以上の加熱で死滅するが、自然環境や薬剤に対して

抵抗性が高く、屋外で1年以上も感染力を有し、塩素系消毒薬にも抵抗性を有する。

5、        排泄されたオーシストは感染後、中間宿主と終宿主の筋肉、眼、脳などでタキゾイトや被膜に包まれたシストを形成する。これらの肉を生食や未加熱の状態で経口摂取すると感染を引き起こす。

6、 シストはー20℃の凍結24時間、66℃以上の加熱、あるいは乾燥で死滅する。+4℃では2ヶ月間生存する。胃、十二指腸内では死滅しない。

猫の場合の予防

   外猫や拾った子猫が下痢をした場合には検便や抗体検査をする。

   室内飼育の徹底と生肉を与えない。狩りをさせない。

   便はその都度処分をする。特に子猫の下痢便はゴム手袋などを使用する

ゴキブリ、ハエ、ネズミなどのいない衛生的な飼育環境を維持する。

犬の場合の予防

   散歩時の拾い食いや生肉は与えないように注意する。

ゴキブリ、ハエ、ネズミなどのいない衛生的な飼育環境を維持する。

人の場合の予防

   トキソプラズマは全人類の10~25%が感染していると言う報告があります。主な原因は食事の肉からの感染(生肉、レアステーキ等)やその他、公園の砂場、土いじり、井戸水の摂取、水洗いの不十分の野菜・果物の摂取、猫の飼育などがリスクとなります。

   世界的にトキソプラズマの感染率は高いが、犬や猫と同じように人でも感染した場合は免疫力があって発病することは少なく、ほとんど不顕性感染で気づかず経過すると言われています。

   しかし、妊婦の初感染や免疫不全患者では十分な注意が必要とされています。

 

   

フィラリアの予防について

2008.11.01

大切な愛犬のフィラリア予防は毎年血液検査、体重測定をして薬剤を決めます。
投薬は蚊が発生してから1ヶ月後の5月~6月頃より始め、蚊がいなくなっても1ヶ月後の12月まで月1回投薬を続けなければなりません。

投薬を忘れないようにご注意してください。

平成20年度 年末トリミング予約を承っております。

2008.10.31

 晩秋の候 皆様にはますますご健勝のことと心よりお喜び申し上げます。

日頃は、なにかとお引き立てくださいましてありがとうございます。

一年経つのが早く今年も年末の準備をする時期となりました。

これからも、相変わらぬご愛顧のほどお願い致します。

 * 混雑が予想されますので、ご希望の日がございましたらお早めにご連絡ください。

 * お受けできる頭数に限りがございますので、ご希望にそえない場合もございますのでご了承ください。

 * キャンセル、変更などがありましたらお早めにご連絡をお願い致します。

麻布大学祭

2008.10.27

 

2008年11月1日(土)~11月3日(月、祝)麻布大学祭~eco 愛 FEST~2008 が開催されます。

毎年恒例のもちまき、ミスコン、人気お笑い芸人によるお笑いライブ等が行われます。

当院、院長も11月2日(日)1日 同窓会主催の動物相談コーナーで頑張っていますのでお立寄りください。

詳細は、http://www.azabu-u.ac.jp/  をご覧ください。

ホームページを開設しました

2008.10.10

飼い主様・獣医師・動物看護士・トリマーの皆様方やこれらの関係学生の方々に、当院の内容、情報をお知らせするためにホームページを開設致しましたので、ご利用をよろしくお願い申し上げます。

デジタルX線画像診断CRを導入しました

2008.09.01

デジタルX線画像診断CRシステムを導入

X線画像診断のときに現像処理液が不要になり、環境にも配慮した優しいシステムです。
コンピューターが撮影部位、診断目的に応じて自動に最適な画像処理をおこないます。
また、モニター上で拡大や計測、画像補正も簡単に行うことができます。
そして、一度データーベースに登録すれば飼い主様・動物名の検索もスピーデイーに行えます。今までのX線フィルムの現像と違い短時間でより精度の高い診断が可能になりました。

新しい血液検査機器を導入いたしました

2008.08.01

新しい血液検査機器アイデックスベットラボステーションを導入
ベットラボステーションは、動物の血液化学検査・血液学検査(CBC)・電解質検査・内分泌検査・免疫学検査などの検査ができて、検査結果もまとめて報告書を作成することができます。
また、過去のデータの傾向をグラフ化し視覚的に確認できるので、薬物治療の効果、疾患の傾向を理解することができます。