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咳について

ワンちゃんに見られる”咳”は、何か喉に引っかかている、または詰まっているのを出そうとするような様子に見えます。

はじめはコンコンと乾いた咳ですが、次第にゲホゲホと痰がからんだような湿った咳へと変わっていきます。

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★咳の出やすい状況(場面)★

・散歩中にリードをぐいぐいと引っ張り、首輪が気管を圧迫して咳が出やすくなります。

・食事の時にあわててフードや水を飲みこんで、気管が刺激されて咳が出やすくなります。

・興奮して遊んでいたり、吠えていると、気管が刺激されて咳が出やすくなります。

・冬の時期は冷たい空気や乾燥が気管を刺激して咳が出やすくなります。

★咳を伴う疾患★

①ケンネルコフ

子犬に多く見られる疾患で、咳の他に鼻水・くしゃみなどの症状が見られます。伝染力が強く重症化することがあります。子犬を新しく迎える時などの環境の変化などで見られやすいです。クスリや飼育環境の整備などで改善します。

②気管虚脱

ヨークシャテリアや、ポメラニアン、マルチーズなどの小型犬によく見られる疾患です。

中~高齢犬に多く、若齢犬でも見られます。症状は咳が一般的でアヒル様(ガーガー)呼吸音が特徴です。

レントゲン検査により診断できます。重度になると呼吸困難や失神を起こすこともあります。治療は内服薬による内科療法が一般的ですが、重度の場合は外科的治療も考慮します。

③心疾患(憎帽弁閉鎖不全症 肺水腫など)

老齢の小型犬でよく見られる疾患。キャバリアでは若齢でも見られます。

症状として運動や活動の低下や呼吸速迫が見られます。

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聴診や、レントゲン検査、超音波検査で診断することができます。

治療は内服による内科療法が一般的です。

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★咳の予防★

・これから寒くなる時期は、朝の冷たい空気や乾燥で咳が出やすくなるため、夜は1枚洋服を着せたり、軽く暖房をつ けたりして温度差を少なくしましょう。家の中に濡れたタオルを干したりして乾燥を防ぐことも良いです。

・早食いをしてしまうワンちゃんには、早食い防止グッズや食器を高さのある台の上に置くなどの工夫をするといいです

・気管が弱いワンちゃんは、お散歩の時に首輪+リードではなく、胴輪+リードにすると気管への刺激が少なくなります。

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★受診の目安★

※咳の頻度が多くなったり、咳がおさまるまで時間が長くなってきたら、早めに来院して下さい。