ノミ・ダニの予防
気温が13℃以上になると、ノミは活発化して、繁殖と寄生を繰り返します。
(室内はノミにとって、一年中居心地のよい場所となります)
一度室内にノミが入ると、ノミのライフサイクルを断ち切るのが大変です。月1回の定期的な予防が大切です。
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◆スポットタイプ(滴下タイプ:写真左側)
お薬を首筋に垂らすだけの簡単投与。24時間以内に成分が全身に行き渡ります。
お薬を飲んでくれないワンちゃん、ネコちゃんにオススメです。
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◆ソフトチュアブルタイプ(犬のみ:写真右側)
犬の嗜好性を追求したおいしいお薬なので、ワンちゃんが喜んで食べてくれます。
投与後すぐに触れ合うことができたり、シャンプーの影響を受けないのが特徴です。
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<<ノミが人にもたらす病気>>
●ノミ刺咬症・・・ノミに刺されることで起こる皮膚炎。
●猫ひっかき病・・・感染した猫にひっかかれたり、咬まれたりするとリンパ節が張れて発熱や頭痛を
起こすことがあります。
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<<ダニが人にもたらす病気>>
●SFTS・・・マダニが媒介するウイルスが引き起こす感染症といわれています。
今のところ、関東以西の地域での報告が多いですが、東日本にも分布する為、注意が必要です。
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<<ノミが犬や猫にもたらす病気>>
●ノミアレルギー性皮膚炎・・・犬や猫がノミに刺されると、激しいかゆみにより、掻きこわしたり、咬みこわし
たりして、皮膚に湿疹や脱毛を起こします。
●瓜実条虫(サナダムシ)・・・条虫の卵を宿したノミを、犬や猫が食べてしまうことで寄生します。 .<<ダニが犬にもたらす病気>> ●犬バベシア症・・・マダニによって媒介されるバベシア原虫が赤血球内に寄生することによって起こる 溶血性貧血です。